タタール人の砂漠

タタール人の砂漠

タタール人の砂漠

ディーノ・ブッツァーティ作

 

はじめて読んだ

ブッツァーティの文章は、

とても好きなものでした。

舞台は砦だし、出てくる人は軍人がほとんどで、

はじめ、もしかしたら興味のない内容かもしれないと思っていたけど、

読み進めると、その幻想的でうつくしく、

それでいてそれが現実のこととして浮かび上がってくるような

静かで不思議な文章に夢中になりました。

正直、私にはちょっと難しい言葉も多く

調べながら読んだのですが、

読み終えると、人生で一度は読んだほうが良い本の一つなのではないかなと思っています。

読む時の年齢によって、全然違うことを感じるかもしれない。

わたしは、ちょうど中間地点超えたくらい?

読み終わってとても素晴らしかったので、

誰かに伝えたいなと思ったけど

それを人に伝えるだけの言葉を持っていないので、

家族にも説明出来なかったです...

 

久しぶりに本を読みたいと思って選んだブッツァーティのタタール人の砂漠は、

少し前にsnsで見かけて、

(話題になっていたけど、見ないようにして)

あらすじなどの前情報もほとんどないまま直感で読みたいと思った本。

ブッツァーティ有名だから、読んだことある方も多いのかな?

 

ブッツァーティの本が良すぎて

初めての長編作品、山のバルナボを読みたくて探したのですが、

どこを探しても売ってなくて

もしかしたら翻訳されてないのか...

他にもモレル谷の奇蹟、偉大なる幻影、動物奇譚集など

読みたい本が多いのですが

高かったり、販売されていなかったりで、

せっかく好きな作家さんに出会えたのに

次に読む本を調達できずにいます。

 

最近のお風呂タイムのたのしみが読書なので、

この週末に本を探せたらうれしいです。

 

あと、5月は東京でPOP UPがあるので、

とても頑張らないといけません。

頑張ります!

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